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18.17. Directory Manager でのアクセス制御の設定

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未制約の管理ユーザーがあると、メンテナンスパースペクティブからは妥当になります。Directory Manager では、メンテナンスタスクを実行し、インシデントへの対応に高いレベルのアクセスが必要です。
ただし、Directory Manager ユーザーの権限により、ある程度のアクセス制御は、root ユーザーとして、承認されていないアクセスや攻撃を阻止することをお勧めします。
通常のアクセス制御ルールはディレクトリーツリーに適用されます。Directory Manager は通常のユーザーエントリーではないため、(通常の) ACI を Directory Manager ユーザーに適用できません。ACI は、特別なプラグイン設定エントリーを介して適用されます。

18.17.1. Directory Manager アカウントのアクセス制御

通常のアクセス制御ルールは、Directory Manager ユーザーには適用されません。Directory Manager は、通常のユーザーデータベースではなく、dse.ldif ファイルで定義されます。したがって、サブツリー内のエントリーに基づく ACI ターゲット(「ターゲットの定義」)には Directory Manager は含まれません。
Directory Manager のアクセス制御は、RootDN アクセス制御プラグイン を介して実装されます。このプラグインは Directory Server 設定に適用されるため、Directory Manager エントリーにはアクセス制御ルールを適用できます。
プラグインは標準の ACL を定義しません。これには、ターゲット (Directory Manager エントリー) および許可される権限 (すべて) などの一部の情報が暗に示されています。RootDN アクセス制御プラグインの目的は、Directory Manager が実行可能な もの を制限しません。そのため、場所または時間をもとに、(有効な認証情報でも) Directory Manager としてログインできるユーザーを制限することで、セキュリティーレベルを提供することが目的です。
このため、Directory Manager の ACI はバインドルールのみを設定します。
他のアクセス制御ルールと同様、deny ルールは allow ルールよりも優先されます。
重要
Directory Manager が常に適切なレベルのアクセスを許可されていることを確認してください。Directory Manager は、オフタイム (ユーザーの負荷が少ない時) や障害対応のためにメンテナンス作業を行う必要があります。その場合、時間や曜日ベースのアクセス制御ルールを厳しく設定すると、Directory Manager がディレクトリーを適切に管理できなくなる可能性があります。
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