13.7.6.2. vlvindex スクリプトの実行
既存の参照インデックスエントリーから参照インデックスエントリーまたは不要な属性タイプを削除したら、v lvindex スクリプトを実行して、Directory Server が保持する新しい参照インデックスを生成します。スクリプトが実行されると、ディレクトリーに追加された新しいデータと、ディレクトリー内の既存のデータに対して、新しい参照インデックスのセットがアクティブになります。
- サーバーを停止します。
# systemctl stop dirsrv.target instance
- vlvindex スクリプトを実行します。
# vlvindex -Z instance_name -n Example1 -T "by MCC ou=people dc=example dc=com"
この例で使用されるパラメーターの詳細は、Red 『Hat Directory Server の設定、コマンド、およびファイルリファレンス のvlvindex
スクリプトの説明を参照してください』。 - サービスを再起動します。
# systemctl start dirsrv.target instance
または、cn =index,cn=tasks,cn=config の下に新しいタスクエントリーを作成して、インデックス操作を開始します。このタスクエントリーには、一意の名前(
cn
)と他の属性 nsIndexVLVAttribute
が必要です。これにより、VLV インデックスの生成に使用する参照インデックス定義エントリーの名前を指定します。このタスクは vlvindex の実行と同じです。
以下に例を示します。
# ldapmodify -a
-D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h server.example.com -x
dn: cn=example VLV index,cn=index,cn=tasks,cn=config
changetype: add
objectclass: extensibleObject
cn: example VLV index
nsIndexVLVAttribute: "by MCC ou=people,dc=example,dc=com"
タスクが完了するとすぐに、エントリーはディレクトリー設定から削除されます。
この例で使用される属性と、このエントリーに設定できるその他の属性の詳細は、Red 『Hat Directory Server 設定、コマンド、およびファイルリファレンス の cn=task_name,cn=index,cn=tasks,cn=config エントリーの説明を参照してください』。