2.3.2.2.2. コマンドラインでの LDAP 制御の連鎖
チェーン制御には、cn=config,cn= chaining database,cn=plugins,cn=config エントリーの
nsTransmittedControls
属性を変更して、データベースリンクが転送するコントロールを変更します。たとえば、仮想リストビュー制御を転送するには、以下を設定ファイルのデータベースリンクエントリーに追加します。
nsTransmittedControls: 2.16.840.1.113730.3.4.9
さらに、Directory Server のクライアントが独自の制御を作成し、その操作をリモートサーバーにチェーンする必要がある場合は、
nsTransmittedControls
属性にカスタム制御の OID を追加します。
チェーン可能な LDAP 制御とその OID を以下の表に示します。
コントロール名 | OID |
---|---|
仮想リストビュー (VLV) | 2.16.840.1.113730.3.4.9 |
サーバー側のソート | 1.2.840.113556.1.4.473 |
管理 DSA | 2.16.840.1.113730.3.4.2 |
ループ検出 | 1.3.6.1.4.1.1466.29539.12 |
検索の逆参照 | 1.3.6.1.4.1.4203.666.5.16 |