1.6. LDAPI の有効化


IPC( Inter-process communication )は、Unix マシン上のプロセスや、ネットワークが互いに直接通信するための方法です。LDAPI により、LDAP 接続は IPC 接続で実行できます。つまり、LDAP 操作は Unix ソケット上で実行できます。これらの接続は、通常の LDAP 接続よりもはるかに高速で、より安全です。
LDAPI は、2 つの設定属性を使用して有効になります。
  • nsslapd-ldapilisten Directory Server の LDAPI を有効にするには、以下を実行します。
  • nsslapd-ldapifilepath Unix ソケットファイルを参照する
LDAPI を有効にするには、以下を実行します。
  1. nsslapd-ldapilisten を変更して LDAPI をオンにし、ソケットファイル属性を追加します。
    # ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h server.example.com -x
    
    dn: cn=config
    changetype: modify
    replace: nsslapd-ldapilisten
    nsslapd-ldapilisten: on
    -
    add: nsslapd-ldapifilepath
    nsslapd-ldapifilepath: /var/run/slapd-example.socket
  2. サーバーを再起動して、新しい設定を適用します。
    # systemctl restart dirsrv@instance
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.