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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.9.5. イメージの自動プルーニング
使用年数、ステータス、または制限の超過のためにシステムで不要となったイメージは、自動的にプルーニングされます。クラスター管理者は、Pruning Custom Resource を設定したり、これを保留にしたりすることができます。
前提条件
- クラスター管理者のパーミッション。
-
ocCLI をインストールしている。
手順
-
imagepruners.imageregistry.operator.openshift.io/clusterという名前のオブジェクトに以下のspecおよびstatusフィールドが含まれることを確認します。
- 1
schedule:CronJob形式のスケジュールこれはオプションのフィールドで、デフォルトは dayly で午前 0 時でに設定されます。- 2
suspend:trueに設定されている場合、プルーニングを実行しているCronJobは中断されます。これはオプションのフィールドで、デフォルトはfalseです。新規クラスターの初期値はtrueです。- 3
keepTagRevisions: 保持するタグ別のりビジョン数です。これはオプションのフィールドで、デフォルトは3です。初期値は3です。- 4
keepYoungerThan: 指定の期間よりも後に作成されたイメージを保持します (ナノ秒単位)。これはオプションのフィールドで、デフォルトは3600000000000(60 分) です。- 5
resources: 標準のPodリソースの要求および制限です。これはオプションのフィールドです。- 6
affinity: 標準の Pod のアフィニティーです。これはオプションのフィールドです。- 7
nodeSelector: イメージプルーナー Pod の標準の Pod ノードセレクター。これはオプションのフィールドです。- 8
tolerations: 標準の Pod の容認です。これはオプションのフィールドです。- 9
successfulJobsHistoryLimit: 保持する成功したジョブの最大数です。メトリクスがレポートされるようにするには>= 1にする必要があります。これはオプションのフィールドで、デフォルトは3です。初期値は3です。- 10
failedJobsHistoryLimit: 保持する失敗したジョブの最大数です。メトリクスがレポートされるようにするには>= 1にする必要があります。これはオプションのフィールドで、デフォルトは3です。初期値は3です。- 11
observedGeneration: Operator によって観察される生成です。- 12
conditions: 以下のタイプの標準条件オブジェクトです。-
Available: プルーニングジョブが作成されているかどうかを示します。理由には Ready または Error のいずれかを使用できます。 -
Scheduled: 次のプルーニングジョブがスケジュールされているかどうかを示します。理由には、Scheduled、Suspended、または Error を使用できます。 -
Failed: 最新のプルーニングジョブが失敗したかどうかを示します。
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プルーナーを管理するためのイメージレジストリー Operator の動作は、イメージレジストリー Operator の ClusterOperator オブジェクトで指定される managementState とは独立しています。イメージレジストリー Operator が Managed 状態ではない場合、イメージプルーナーは Pruning Custom Resource によって設定され、管理できます。
ただし、イメージレジストリー Operator の managementState は、デプロイされたイメージプルーナージョブの動作を変更します。
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Managed: イメージプルーナーの--prune-registryフラグはtrueに設定されます。 -
Removed: イメージプルーナーの--prune-registryフラグはfalseに設定されます。つまり、これは etcd のイメージメタデータのみのプルーニングを実行します。 -
Unmanaged: イメージプルーナーの--prune-registryフラグはfalseに設定されます。