11.6.2. クラスターロギングコンポーネント
クラスターロギングコンポーネントは Elasticsearch、Fluentd、Kibana (EFK) に基づいています。コレクターの Fluentd は、OpenShift Container Platform クラスターの各ノードにデプロイされます。これはすべてのノードおよびコンテナーのログを収集し、それらを Elasticsearch (ES) に書き込みます。Kibana は、ユーザーおよび管理者が集計されたデータを使って高度な視覚化およびダッシュボードを作成できる中央の Web UI です。
現時点で、5 種類のクラスターロギングコンポーネントがあります。
- logStore: これはログが保存される場所です。現在の実装は Elasticsearch です。
- collection: これは、ノードからログを収集し、それらをフォーマットし、logStore に保存するコンポーネントです。現在の実装は Fluentd です。
- visualization: これは、ログ、グラフ、チャートなどを表示するために使用される UI コンポーネントです。現在の実装は Kibana です。
- curation: これは期間に基づいてログをトリミングするコンポーネントです。現在の実装は Curator です。
クラスターロギングについての詳細は、OpenShift Container Platform クラスターロギング のドキュメントを参照してください。