5.5.2. サブスクリプションチャネルのアップグレード
OpenShift Container Platform 4.4 で最新バージョンの OpenShift Serverless にアップグレードするには、チャネルを 4.4
に更新する必要があります。
OpenShift Serverless バージョン 1.5.0 以前からバージョン 1.7.0 にアップグレードする場合は、以下の手順を実行する必要があります。
-
techpreview
チャネルを選択して、OpenShift Serverless バージョン 1.5.0 にアップグレードします。 -
1.5.0 にアップグレードしたら、
preview-4.3
チャネルを選択して 1.6.0 にアップグレードします。 -
最後に、1.6.0 にアップグレードしたら、
4.4
チャネルを選択して最新バージョンにアップグレードします。
各チャネルの変更後に、knative-serving
namespace の Pod がアップグレードされるのを待機してから、チャネルを再度変更します。
前提条件
以前のバージョンの OpenShift Serverless Operator をインストールし、インストールプロセス時に自動更新を選択している。
注記手動更新を選択した場合は、本書で説明するようにチャネルの更新後に追加の手順を実行する必要があります。Subscription のアップグレードステータスは、その Install Plan を確認し、承認するまで Upgrading のままになります。Install Plan についての詳細は、OpenShift Container Platform Operator のドキュメントを参照してください。
- OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
手順
-
OpenShift Container Platform Web コンソールで
openshift-operators
namespace を選択します。 -
Operators
Installed Operators ページに移動します。 - OpenShift Serverless Operator を選択します。
-
Subscription
Channel をクリックします。 -
Change Subscription Update Channel ウィンドウで
4.4
を選択し、Save をクリックします。 -
すべての Pod が
knative-serving
namespace でアップグレードされ、KnativeServing カスタムリソースが最新の Knative Serving バージョンを報告するまで待機します。
検証手順
アップグレードが成功したことを確認するには、knative-serving
namespace の Pod のステータスと KnativeServing CR のバージョンを確認します。
以下のコマンドを実行して Pod のステータスを確認します。
$ oc get knativeserving.operator.knative.dev knative-serving -n knative-serving -o=jsonpath='{.status.conditions[?(@.type=="Ready")].status}'
上記のコマンドは
True
のステータスを返すはずです。以下のコマンドを実行して、KnativeServing CR のバージョンを確認します。
$ oc get knativeserving.operator.knative.dev knative-serving -n knative-serving -o=jsonpath='{.status.version}'
直前のコマンドは、Knative Serving の最新バージョンを返すはずです。OpenShift Serverless Operator リリースノートで最新バージョンを確認できます。