3.2. サービスカタログのアンインストール
OpenShift Container Platform 4.4 より、service-catalog-controller-manager
および service-catalog-apiserver
クラスター Operator が Upgradeable=false
に設定されています。これは、これらがインストールされている場合に、クラスターの 4.5 などの次のマイナーバージョンへのアップグレードがブロックされることを意味します。ただし、4.4.z などの z-stream リリースへのアップグレードはこの場合も引き続き許可されます。
サービスカタログを以前にインストールしている場合はアンインストールできます。サービスカタログは、クラスターが OpenShift Container Platform の今後のマイナーバージョンにアップグレードする前に削除する必要があります。
3.2.1. サービスカタログのアンインストール
サービスカタログがインストールされている場合、クラスター管理者は以下の手順を使用してサービスカタログをアンインストールできます。
サービスカタログをアンインストールすると、クラスター内のこれらのブローカー (テンプレートサービスブローカーなど) からサービスブローカーおよびプロビジョニングされたサービスに影響があります。
前提条件
- サービスカタログがインストールされていること。
手順
cluster-admin
権限のあるアカウントを使用して、servicecatalogcontrollermanagers
リソースを編集します。$ oc edit servicecatalogcontrollermanagers
-
Managed
のmanagementState
パラメーターをデフォルトのRemoved
に戻し、変更を保存します。 servicecatalogapiservers
リソースを編集します。$ oc edit servicecatalogapiservers
-
Managed
のmanagementState
パラメーターをデフォルトのRemoved
に戻し、変更を保存します。 - Web コンソールの左側のナビゲーションから Service Catalog が削除されていることをチェックして、削除が正常に完了したことを確認します。