1.6.3. ServiceMeshControlPlane パラメーター
以下の例は ServiceMeshControlPlane
パラメーターの使用を示し、表はサポートされているパラメーターに関する追加情報を示しています。
CPU、メモリー、Pod の数などのパラメーターを使用して Red Hat OpenShift Service Mesh に設定するリソースは、OpenShift クラスターの設定をベースとしています。現在のクラスター設定で利用可能なリソースに基づいて、これらのパラメーターを設定します。
1.6.3.1. Istio グローバルの例
以下の例は、ServiceMeshControlPlane
の Istio グローバルパラメーターと適切な値を持つ利用可能なパラメーターの説明を示しています。
3scale Istio Adapter が機能するようするには、disablePolicyChecks
は false
である必要があります。
グローバルパラメーターの例
istio: global: tag: 1.1.0 hub: registry.redhat.io/openshift-service-mesh/ proxy: resources: requests: cpu: 10m memory: 128Mi limits: mtls: enabled: false disablePolicyChecks: true policyCheckFailOpen: false imagePullSecrets: - MyPullSecret
パラメーター | 説明 | 値 | デフォルト値 |
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| このパラメーターは、ポリシーチェックを有効/無効にします。 |
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| このパラメーターは、Mixer ポリシーサービスに到達できない場合にトラフィックを Envoy サイドカーコンテナーに通過させることができるかどうかを指定します。 |
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| Operator が Istio イメージをプルするために使用するタグ。 | 有効なコンテナーイメージタグです。 |
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| Operator が Istio イメージをプルするために使用するハブ。 | 有効なイメージリポジトリーです。 |
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| このパラメーターは、デフォルトでサービス間での Mutual Transport Layer Security (mTLS) の有効化/無効化を制御します。 |
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| Istio イメージを提供するレジストリーへのアクセスがセキュアな場合、ここに imagePullSecret を一覧表示します。 | redhat-registry-pullsecret または quay-pullsecret | なし |
これらのパラメーターは、グローバルパラメーターのプロキシーサブセットに固有のものです。
タイプ | パラメーター | 説明 | 値 | デフォルト値 |
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リソース |
| Envoy プロキシー用に要求される CPU リソースの量。 | ご使用の環境設定に基づき、コアまたはミリコア (例: 200m、0.5、1) で指定される CPU リソース。 |
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| Envoy プロキシー用に要求されるメモリー量。 | ご使用の環境設定に基づく、利用可能なバイト単位のメモリー (例: 200Ki、50Mi、5Gi)。 |
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制限 |
| Envoy プロキシー用に要求される CPU リソースの最大量。 | ご使用の環境設定に基づき、コアまたはミリコア (例: 200m、0.5、1) で指定される CPU リソース。 |
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| 使用が許可されているメモリー Envoy プロキシーの最大量。 | ご使用の環境設定に基づく、利用可能なバイト単位のメモリー (例: 200Ki、50Mi、5Gi)。 |
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