2.4.3. CAM Web コンソールへのレプリケーションリポジトリーの追加
CAM Web コンソールには、オブジェクトストレージバケットをレプリケーションリポジトリーとして追加できます。
前提条件
- データを移行するには、オブジェクトストレージバケットを設定する必要があります。
手順
- CAM Web コンソールにログインします。
- Replication repositories セクションで、Add repository をクリックします。
Storage provider type を選択し、以下のフィールドに入力します。
AWS (AWS S3、MCG、および汎用 S3 プロバイダーの場合):
- Replication repository name: CAM Web コンソールでレプリケーションリポジトリー名を指定します。
- S3 bucket name: 作成した S3 バケットの名前を指定します。
- S3 bucket region: S3 バケットリージョンを指定します。AWS S3 の場合に必須です。Optional (他の S3 プロバイダーの場合)。
-
S3 endpoint: バケットではなく S3 サービスの URL を指定します (例:
https://<s3-storage.apps.cluster.com>
)。汎用 S3 プロバイダーの場合は必須です。https://
接頭辞を使用する必要があります。 -
S3 provider access key: AWS には
<AWS_SECRET_ACCESS_KEY>
を指定するか、または MCG には S3 プロバイダーアクセスキーを指定します。 -
S3 provider secret access key: AWS には
<AWS_ACCESS_KEY_ID>
を指定するか、または MCG には S3 プロバイダーシークレットアクセスキーを指定します。 - Require SSL verification: 汎用 S3 プロバイダーを使用している場合は、このチェックボックスをクリアします。
- カスタム CA バンドルを使用する場合は、Browse をクリックし、Base64 でエンコードされた CA バンドルファイルを参照します。
GCP:
- Replication repository name: CAM Web コンソールでレプリケーションリポジトリー名を指定します。
- GCP bucket name: GCP バケットの名前を指定します。
-
GCP credential JSON blob:
credentials-velero
ファイルに文字列を指定します。
Azure:
- Replication repository name: CAM Web コンソールでレプリケーションリポジトリー名を指定します。
- Azure resource group: Azure Blob ストレージのリソースグループを指定します。
- Azure storage account name: Azure Blob ストレージアカウント名を指定します。
-
Azure credentials - INI file contents:
credentials-velero
ファイルに文字列を指定します。
- Add repository をクリックし、接続の検証を待機します。
Close をクリックします。
新規リポジトリーが Replication repositories セクションに表示されます。