1.6.6. 3scale の設定


以下の例は、Red Hat OpenShift Service Mesh カスタムリソースの 3scale Istio Adapter パラメーターと、適切な値を持つ利用可能なパラメーターの説明を示しています。

3scale パラメーターの例

threeScale:
  enabled: false
  PARAM_THREESCALE_LISTEN_ADDR: 3333
  PARAM_THREESCALE_LOG_LEVEL: info
  PARAM_THREESCALE_LOG_JSON: true
  PARAM_THREESCALE_LOG_GRPC: false
  PARAM_THREESCALE_REPORT_METRICS: true
  PARAM_THREESCALE_METRICS_PORT: 8080
  PARAM_THREESCALE_CACHE_TTL_SECONDS: 300
  PARAM_THREESCALE_CACHE_REFRESH_SECONDS: 180
  PARAM_THREESCALE_CACHE_ENTRIES_MAX: 1000
  PARAM_THREESCALE_CACHE_REFRESH_RETRIES: 1
  PARAM_THREESCALE_ALLOW_INSECURE_CONN: false
  PARAM_THREESCALE_CLIENT_TIMEOUT_SECONDS: 10
  PARAM_THREESCALE_GRPC_CONN_MAX_SECONDS: 60

表1.11 3scale パラメーター
パラメーター説明デフォルト値

enabled

3scale アダプターを使用するかどうか

true/false

false

PARAM_THREESCALE_LISTEN_ADDR

gRPC サーバーのリッスンアドレスを設定します。

有効なポート番号

3333

PARAM_THREESCALE_LOG_LEVEL

ログ出力の最小レベルを設定します。

debuginfowarnerror、または none

info

PARAM_THREESCALE_LOG_JSON

ログが JSON としてフォーマットされるかどうかを制御します。

true/false

true

PARAM_THREESCALE_LOG_GRPC

ログに gRPC 情報を含むかどうかを制御します。

true/false

true

PARAM_THREESCALE_REPORT_METRICS

3scale システムおよびバックエンドメトリクスが収集され、Prometheus に報告されるかどうかを制御します。

true/false

true

PARAM_THREESCALE_METRICS_PORT

3scale /metrics エンドポイントをスクラップできるポートを設定します。

有効なポート番号

8080

PARAM_THREESCALE_CACHE_TTL_SECONDS

キャッシュから期限切れのアイテムを消去するまで待機する時間 (秒単位)。

時間 (秒単位)

300

PARAM_THREESCALE_CACHE_REFRESH_SECONDS

キャッシュ要素の更新を試行する場合の期限

時間 (秒単位)

180

PARAM_THREESCALE_CACHE_ENTRIES_MAX

キャッシュにいつでも保存できるアイテムの最大数。キャッシュを無効にするには 0 に設定します。

有効な数字

1000

PARAM_THREESCALE_CACHE_REFRESH_RETRIES

キャッシュ更新ループ時に到達できないホストが再試行される回数

有効な数字

1

PARAM_THREESCALE_ALLOW_INSECURE_CONN

3scale API 呼び出し時の証明書の検証を省略できるようにします。この有効化は推奨されていません。

true/false

false

PARAM_THREESCALE_CLIENT_TIMEOUT_SECONDS

3scale システムおよびバックエンドへの要求を終了するまで待機する秒数を設定します。

時間 (秒単位)

10

PARAM_THREESCALE_GRPC_CONN_MAX_SECONDS

接続を閉じるまでの最大秒数 (+/-10% のジッター) を設定します。

時間 (秒単位)

60

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