3.3. インストール後のタスク


3.3.1. マルチテナントネットワークへのクラスターロギングのインストール

クラスターロギングをマルチテナント分離モードを使用するクラスターにデプロイしている場合、プロジェクトは他のプロジェクトから分離されます。結果として、ネットワークトラフィックは、異なるプロジェクトの Pod およびサービス間で許可されません。

Elasticsearch Operator および Cluster Logging Operator は異なるプロジェクトにインストールされているため、openshift-operators-redhat および openshift-logging プロジェクト間のアクセスを明示的に許可する必要があります。このアクセスを許可する方法は、マルチテナント分離モードの設定方法によって異なります。

手順

Elasticsearch Operator と Cluster Logging Operator 間のトラフィックを許可するには、以下のいずれかを実行します。

  • OpenShift SDN CNI プラグインを Multitenant モードに設定してマルチテナント分離モードを設定している場合、以下のコマンドを使用して 2 つのプロジェクトに参加します。

    以下は例になります。

    $ oc adm pod-network join-projects --to=openshift-operators-redhat openshift-logging
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  • OpenShift SDN CNI プラグインが NetworkPolicy モードに設定されている状態でマルチテナント分離モードを設定している場合、 openshift-logging でネットワークポリシーオブジェクトを作成します。これにより、openshift-operators-redhat プロジェクトから openshift-logging プロジェクトへの Ingress が許可されます。

    以下は例になります。

    kind: NetworkPolicy
    apiVersion: networking.k8s.io/v1
    metadata:
      name: allow-openshift-operators-redhat
    spec:
      ingress:
        - from:
          - namespaceSelector:
              matchLabels:
                project: openshift-operators-redhat
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
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