1.3. 主な技術上の変更点


OpenShift Container Platform 4.4 では、主に以下のような技術的な変更点が加えられています。

Fluentd syslog プラグインを使用したクラスターログの送信 (RFC 3164)

OpenShift Container Platform 4.3 のログ転送機能で導入された変更により、Fluentd syslog プラグインを使用してログを外部 syslog サーバーに転送できなくなりました。しかし OpenShift Container Platform 4.4 ではこの機能が復元され、syslog プラグインを使用できます。OpenShift Container Platform バージョン 4.4 でのこのプラグインを設定する手順は、バージョン 4.2 とは異なります。詳細は、Fluentd syslog プラグインを使用したログの送信 (RFC 3164) を参照してください。

Operator SDK v0.15.0

OpenShift Container Platform 4.4 では Operator SDK v0.15.0 をサポートし、主に以下のような技術的な変更点が加えられています。

  • olm-catalog gen-csv サブコマンドは generate csv サブコマンドに移行しました。
  • up local サブコマンドは run --local サブコマンドに移行しました。
OpenShift Container Platform リリースのバイナリー sha256sum.txt.sig ファイルの名前が変更される

OpenShift Container Platform リリースに含まれる sha256sum.txt.sig ファイルの名前が sha256sum.txt.gpg に変更されました。このバイナリーファイルには、各インストーラーおよびクライアントバイナリーのハッシュが含まれており、これらはバイナリーの整合性を確認するために使用されます。

バイナリーファイルの名前を変更すると、GPG が sha256sum.txt を正しく検証できるようになりますが、これは、命名の競合により実行できませんでした。

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