7.6. Elasticsearch データのキュレーション


Elasticsearch Curator ツールは、グローバルに、またはプロジェクトごとにスケジュールされたメンテナーンス操作を実行します。Curator はその設定に基づいて動作を実行します。

Cluster Logging Operator は Curator とその設定をインストールします。Curator cron スケジュール は、ClusterLogging カスタムリソースを使用して設定でき、追加の設定オプションは openshift-logging プロジェクトの Curator ConfigMap、curator にあります。これには、Curator 設定ファイル curator5.yaml および OpenShift Container Platform カスタム設定ファイル config.yaml が組み込まれています。

OpenShift Container Platform は config.yaml を内部で使用し、Curator の Action ファイル を生成します。

オプションで、action ファイルを直接使用できます。このファイルを編集すると、定期的に実行できるように Curator で利用できるアクションを使用できます。ただし、これによりファイルの変更によりクラスターに破壊的な影響が及ぶ可能性があり、必要なインデックス/設定が Elasticsearch から削除される可能性があるため、上級ユーザーのみがこれを実行することが推奨されます。ほとんどのユーザーは Curator 設定マップのみを変更するだけでよく、action ファイルを編集することはできません。

7.6.1. Curator スケジュールの設定

クラスターロギングインストールで作成されたクラスターロギングのカスタムリソースを使用して、Curator のスケジュールを指定できます。

前提条件

  • クラスターロギングおよび Elasticsearch がインストールされている。

手順

Curator スケジュールを設定するには、以下を実行します。

  1. openshift-logging プロジェクトで ClusterLogging カスタムリソースを編集します。

    $ oc edit clusterlogging instance
    apiVersion: "logging.openshift.io/v1"
    kind: "ClusterLogging"
    metadata:
      name: "instance"
    
    ...
    
      curation:
        curator:
          schedule: 30 3 * * * 1
        type: curator
    1
    Curator のスケジュールを cron 形式 で指定します。
    注記

    タイムゾーンは Curator Pod が実行されるホストノードに基づいて設定されます。

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