7.5.4. Kibana Visualize ツールのインストール


Kibana の Visualize タブを使用すると、コンテナーログの監視用に視覚化やダッシュボードを作成でき、管理者ユーザー (cluster-admin または cluster-reader) はデプロイメント、namespace、Pod、およびコンテナーごとにログを表示することができます。

手順

ダッシュボードおよび他の Kibana UI オブジェクトを読み込むには、以下を実行します。

  1. 必要な場合は、Cluster Logging Operator のインストール時にデフォルトで作成される Kibana ルートを取得します。

    $ oc get routes -n openshift-logging
    
    NAMESPACE                  NAME                       HOST/PORT                                                            PATH     SERVICES                   PORT    TERMINATION          WILDCARD
    openshift-logging          kibana                     kibana-openshift-logging.apps.openshift.com                                   kibana                     <all>   reencrypt/Redirect   None
  2. Elasticsearch Pod の名前を取得します。

    $ oc get pods -l component=elasticsearch
    
    NAME                                            READY   STATUS    RESTARTS   AGE
    elasticsearch-cdm-5ceex6ts-1-dcd6c4c7c-jpw6k    2/2     Running   0          22h
    elasticsearch-cdm-5ceex6ts-2-f799564cb-l9mj7    2/2     Running   0          22h
    elasticsearch-cdm-5ceex6ts-3-585968dc68-k7kjr   2/2     Running   0          22h
  3. この手順で必要とされるユーザーごとに必要な設定を作成します。

    1. ダッシュボードを追加する必要のあるユーザーとして Kibana ダッシュボードにログインします。

      https://kibana-openshift-logging.apps.openshift.com 1
      1
      URL は Kibana ルートです。
    2. Authorize Access ページが表示される場合、すべてのパーミッションを選択してから Allow selected permissions をクリックします。
    3. Kibana ダッシュボードからログアウトします。
  4. Elastiscearch Pod のいずれかの名前を使用して、Pod が置かれているプロジェクトで以下のコマンドを実行します。

    $ oc exec <es-pod> -- es_load_kibana_ui_objects <user-name>

    以下に例を示します。

    $ oc exec elasticsearch-cdm-5ceex6ts-1-dcd6c4c7c-jpw6k -- es_load_kibana_ui_objects <user-name>
注記

視覚化やダッシュボードなどの Kibana オブジェクトのメタデータは、.kibana.{user_hash} インデックス形式で Elasticsearch に保存されます。userhash=$(echo -n $username | sha1sum | awk '{print $1}') コマンドを使用して、user_hash を取得できます。デフォルトで、Kibana shared_ops インデックスモードでは、クラスター管理者ロールを持つすべてのユーザーがインデックスを共有でき、この Kibana オブジェクトメタデータは .kibana インデックスに保存されます。

インポート/エクスポート機能を使用するか、curl コマンドを使用してメタデータを Elasticsearch インデックスに挿入して、特定のユーザーに対してカスタムダッシュボードをインポートできます。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.