11.4.4. readiness プローブの定義


以下の手順では、readiness プローブを定義する設定ファイルの例について説明します。

手順

  1. YAML 設定ファイルをカスタマイズして readiness プローブを作成します。readiness プローブは liveness プローブと同じように設定されます。ただし、この例では以下の違いに注意してください。

    • readiness プローブは、異なる仕様名を使用して保存されます。たとえば、readiness プローブを spec.livenessProbe.<type-of-probe> としてではなく、spec.readinessProbe として作成します。
    • readiness プローブを作成する場合、プローブが複数回失敗または成功する場合に備えて readynon-ready 状態の間で切り換えられるように failureThreshold および successThreshold をオプションで設定します。

      apiVersion: kubevirt.io/v1alpha3
      kind: VirtualMachineInstance
      metadata:
        labels:
          special: vmi-fedora
        name: vmi-fedora
      spec:
        domain:
          devices:
            disks:
            - disk:
                bus: virtio
              name: containerdisk
            - disk:
                bus: virtio
              name: cloudinitdisk
          resources:
            requests:
              memory: 1024M
        readinessProbe:
          httpGet:
            port: 1500
          initialDelaySeconds: 120
          periodSeconds: 20
          timeoutSeconds: 10
          failureThreshold: 3
          successThreshold: 3
        terminationGracePeriodSeconds: 0
        volumes:
        - name: containerdisk
          registryDisk:
            image: kubevirt/fedora-cloud-registry-disk-demo
        - cloudInitNoCloud:
            userData: |-
              #cloud-config
              password: fedora
              chpasswd: { expire: False }
              bootcmd:
                - setenforce 0
                - dnf install -y nmap-ncat
                - systemd-run --unit=httpserver nc -klp 1500 -e '/usr/bin/echo -e HTTP/1.1 200 OK\\n\\nHello World!'
          name: cloudinitdisk
  2. 以下のコマンドを実行して VirtualMachineInstance を作成します。

    $ oc create -f <file name>.yaml
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