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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.9.2. Operator インストールのスコープ設定
Operator の OLM でのインストールおよびアップグレードについてのスコープ設定ルールを提供するには、サービスアカウントを OperatorGroup に関連付けます。
この例では、クラスター管理者は一連の Operator を指定された namespace に制限できます。
手順
新規の namespace を作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Operator を制限する必要のあるパーミッションを割り当てます。これには、新規サービスアカウント、関連するロール、およびロールバインディングの作成が必要になります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の例では、単純化するために、サービスアカウントに対し、指定される namespace ですべてのことを実行できるパーミッションを付与します。実稼働環境では、より粒度の細かいパーミッションセットを作成する必要があります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 指定された namespace に OperatorGroup を作成します。この OperatorGroup は指定された namespace をターゲットにし、そのテナンシーがこれに制限されるようにします。さらに、OperatorGroup はユーザーがサービスアカウントを指定できるようにします。直前の手順で作成した ServiceAccount を指定します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 指定された namespace にインストールされる Operator はこの OperatorGroup に関連付けられ、指定されるサービスアカウントに関連付けられます。
指定された namespace で Subscription を作成し、Operator をインストールします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この OperatorGroup に関連付けられる Operator は、指定されたサービスアカウントに付与されるパーミッションに制限されます。Operator がサービスアカウントの範囲外のパーミッションを要求する場合、インストールは該当するエラーを出して失敗します。
9.2.1. 粒度の細かいパーミッション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OLM は OperatorGroup で指定されたサービスアカウントを使用して、インストールされる Operator に関連する以下のリソースを作成または更新します。
- ClusterServiceVersion
- Subscription
- Secret
- ServiceAccount
- Service
- ClusterRole および ClusterRoleBinding
- Role および RoleBinding
Operator を指定された namespace に制限するため、クラスター管理者は以下のパーミッションをサービスアカウントに付与して起動できます。
以下のロールは一般的なサンプルであり、特定の Operator に基づいて追加のルールが必要になる可能性があります。
さらに、Operator がプルシークレットを指定する場合、以下のパーミッションも追加する必要があります。
- 1
- シークレットを OLM namespace から取得するために必要です。