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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.6.14.4. ローカル仮想マシンディスクの別のノードへの移動
ローカルボリュームストレージを使用する仮想マシンは、特定のノードで実行されるように移動することができます。
以下の理由により、仮想マシンを特定のノードに移動する場合があります。
- 現在のノードにローカルストレージ設定に関する制限がある。
- 新規ノードがその仮想マシンのワークロードに対して最適化されている。
ローカルストレージを使用する仮想マシンを移行するには、DataVolume を使用して基礎となるボリュームのクローンを作成する必要があります。クローン操作が完了したら、新規 DataVolume を使用できるように 仮想マシン設定を編集 するか、または 新規 DataVolume を別の仮想マシンに追加 できます。
cluster-admin
ロールのないユーザーには、複数の namespace 間でボリュームのクローンを作成できるように 追加のユーザーパーミッション が必要になります。
6.14.4.1. ローカルボリュームの別のノードへのクローン作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
基礎となる PersistentVolumeClaim (PVC) のクローンを作成して、仮想マシンディスクを特定のノードで実行するように移行することができます。
仮想マシンディスクのノードが適切なノードに作成されることを確認するには、新規の PersistentVolume (PV) を作成するか、または該当するノードでそれを特定します。一意のラベルを PV に適用し、これが DataVolume で参照できるようにします。
宛先 PV のサイズはソース PVC と同じか、またはそれよりも大きくなければなりません。宛先 PV がソース PVC よりも小さい場合、クローン作成操作は失敗します。
前提条件
- 仮想マシンが実行されていないこと。仮想マシンディスクのクローンを作成する前に、仮想マシンの電源を切ります。
手順
ノードに新規のローカル PV を作成するか、またはノードにすでに存在しているローカル PV を特定します。
nodeAffinity.nodeSelectorTerms
パラメーターを含むローカル PV を作成します。以下のマニフェストは、node01
に10Gi
のローカル PV を作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ターゲットノードに存在する PV を特定します。設定の
nodeAffinity
フィールドを確認して、PV がプロビジョニングされるノードを特定することができます。oc get pv <destination-pv> -o yaml
$ oc get pv <destination-pv> -o yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のスニペットは、PV が
node01
にあることを示しています。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
PV に一意のラベルを追加します。
oc label pv <destination-pv> node=node01
$ oc label pv <destination-pv> node=node01
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下を参照する DataVolume マニフェストを作成します。
DataVolume マニフェストをクラスターに適用してクローン作成の操作を開始します。
oc apply -f <clone-datavolume.yaml>
$ oc apply -f <clone-datavolume.yaml>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
DataVolume は、仮想マシンの PVC のクローンを特定のノード上の PV に作成します。