6.3.2. 制限範囲の作成
制限範囲をプロジェクトに適用するには、以下を実行します。
必要な仕様で
LimitRange
オブジェクトを作成します。apiVersion: "v1" kind: "LimitRange" metadata: name: "resource-limits" 1 spec: limits: - type: "Pod" 2 max: cpu: "2" memory: "1Gi" min: cpu: "200m" memory: "6Mi" - type: "Container" 3 max: cpu: "2" memory: "1Gi" min: cpu: "100m" memory: "4Mi" default: 4 cpu: "300m" memory: "200Mi" defaultRequest: 5 cpu: "200m" memory: "100Mi" maxLimitRequestRatio: 6 cpu: "10" - type: openshift.io/Image 7 max: storage: 1Gi - type: openshift.io/ImageStream 8 max: openshift.io/image-tags: 20 openshift.io/images: 30 - type: "PersistentVolumeClaim" 9 min: storage: "2Gi" max: storage: "50Gi"
- 1
LimitRange
オブジェクトの名前を指定します。- 2
- Pod の制限を設定するには、必要に応じて CPU およびメモリーの最小および最大要求を指定します。
- 3
- コンテナーの制限を設定するには、必要に応じて CPU およびメモリーの最小および最大要求を指定します。
- 4
- オプション:コンテナーの場合、
Pod
仕様で指定されていない場合、コンテナーが使用できる CPU またはメモリーのデフォルト量を指定します。 - 5
- オプション:コンテナーの場合、
Pod
仕様で指定されていない場合、コンテナーが要求できる CPU またはメモリーのデフォルト量を指定します。 - 6
- オプション:コンテナーの場合、
Pod
仕様で指定できる要求に対する制限の最大比率を指定します。 - 7
- Image オブジェクトの制限を設定するには、内部レジストリーにプッシュできるイメージの最大サイズを設定します。
- 8
- イメージストリームの制限を設定するには、必要に応じて
ImageStream
オブジェクトファイルにあるイメージタグおよび参照の最大数を設定します。 - 9
- 永続ボリューム要求 (PVC) の制限を設定するには、要求できるストレージの最小および最大量を設定します。
オブジェクトを作成します。
$ oc create -f <limit_range_file> -n <project> 1
- 1
- 作成した YAML ファイルの名前と、制限を適用する必要のあるプロジェクトを指定します。