1.8.16.2. バグ修正


  • 仮想マシンおよび仮想マシンテンプレートウィザードでは、virtIO が CD-ROM を割り当てる際にデフォルトのインターフェイスになります。ただし、virtIO CD-ROM は仮想マシンの検証をパスせず、これを作成できません。回避策として、仮想マシンおよび仮想マシンテンプレートを作成する際に、SATA を CD-ROM インターフェイスとして選択します。(BZ#1817394)
  • 以前のバージョンでは、Kibana ダッシュボードからログアウトする際に、ログイン認証情報を指定せずに新規ブラウザータブから再度ログインすることができました。これは、Kibana のセキュリティーを提供する OAuth プロキシーの正しくないハンドラーをポイントするサインオフリンクによって生じました。サインオフリンクが修正され、Kibana ダッシュボードへの再アクセスを試行する際に、ログイン認証情報の使用が強制されるようになりました。(BZ#1823305)
  • Installed Operators ページの View more リンクが、正しいページにリンクされるようになりました。(BZ#1824255)
  • 今回のリリースにより、Web コンソールのオペランドビューの Status 列が更新され、Details および YAML ビューで利用可能な最新のステータスが表示されるようになりました。(BZ#1831808)
  • 今回のリリースにより、eventSources API グループは、最新のサポートされている API グループ sources.knative.dev に更新されます。今回の更新により、新規の API グループによって生成されたソースが Web コンソールの Topology ビューで認識されるようになりました。(BZ#1836807)
  • 以前のバージョンでは、Knative サービスの環境変数は Web コンソールの Developer パースペクティブの Add ビューから指定できませんでした。そのため、環境変数を必要とするアプリケーションは予想通りに機能しない可能性があります。今回のリリースにより、ユーザーは Add ビューから環境変数を追加できるようになりました。(BZ#1839115)
  • 以前のバージョンでは、ユーザー名に # などの特殊文字が含まれる場合に、Web コンソールにユーザーの詳細は表示されませんでした。Web コンソールには、ユーザー名の特殊文字に関係なくユーザーの詳細が表示されるようになりました。(BZ#1840812)
  • Octavia を OpenStack 13 から 16 にアップグレードすると、UDP リスナーがサポートされ、TCP プロトコルで DNS 解決を実行するストラテジーが削除されます。この変更では、UDP プロトコルを指定する既存の DNS サービスに新しいリスナーを追加する必要があります。既存の DNS ロードバランサーの古い Amphora イメージは新規のリスナーをサポートしないため、リスナーの作成は失敗します。今回のリリースにより、UDP を必要とする DNS サービスが再作成され、ロードバランサーが新規の Amphora バージョンで再作成されるようになりました。サービスとロードバランサーを再作成すると、DNS 解決のダウンタイムが発生します。このプロセスが完了すると、DNS サービスのロードバランサーが必要なリスナーすべてと共に作成されます。(BZ#1841029)
  • 以前のバージョンでは、Web コンソールで operatorframework.io/cluster-monitoring=true アノテーションが true に設定されている場合に、OpenShift Monitoring Prometheus Operator が Operator メトリクスを収集するために必要なロールバインディングが作成されませんでした。この問題は本リリースで解決されています。(BZ#1841149)
  • 以前のバージョンでは、Autoscaler で Node および Machine オブジェクトでのプロバイダー ID が完全に一致する必要があり、Machine 設定がリソースグループ名を大文字/小文字が混在する状態で指定している場合、ID は完全一致となりませんでした。この場合、Autoscaler はマシンにノードがあることを認識せず、15 分後にマシンを終了しました。今回のリリースにより、Autoscaler はプロバイダー ID の文字の大文字/小文字を無視し、大文字/小文字に関係なく一致するようになりました。(BZ#1841478)
  • Azure プラットフォームでは、Pod のボリュームマウントを作成するために cifs-utils パッケージが必要になります。今回のリリースにより、OpenShift Container Platform のインストール時に RHEL 7 ホスト用にインストールされるパッケージに cifs-utils が含まれます。(BZ#1845819)
  • 以前のバージョンでは、SELinux パーミッションは Azure プラットフォームでマウントされたボリュームへの読み取り/書き込みアクセスをブロックしました。今回のリリースにより、SELinux ブール値は RHCOS 8.x に一致するように更新され、適切なアクセスを許可するようになりました。(BZ#1845830)
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