1.2.9.2. Prometheus メトリクスデータの保持期間の編集


デフォルトで、Prometheus クラスターモニタリングスタックは、Prometheus データの保持期間を 15 日間に設定します。この保持期間は、データ削除のタイミングを調整するために変更できます。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできます。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • cluster-monitoring-configConfigMap オブジェクトを作成している。

手順

  1. cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトの編集を開始します。

    $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
  2. 保持期間の設定を data/config.yaml に配置します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: cluster-monitoring-config
      namespace: openshift-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        prometheusK8s:
          retention: <time_specification>

    <time_specification> を、ms (ミリ秒)、s (秒)、m (分)、h (時間)、d (日)、w (週)、または y (年) が直後に続く数字に置き換えます。

    たとえば、保持期間を 24 時間に設定するには、以下を使用します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: cluster-monitoring-config
      namespace: openshift-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        prometheusK8s:
          retention: 24h
  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。新規設定の影響を受けた Pod は自動的に再起動されます。

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