15.4. ベンダーサブスクリプションの引き換え
システムは、そのシステムですでに利用可能な既存のサブスクリプションで設定できます。サードパーティーベンダーから購入した一部のシステムでは、Red Hat 製品へのサブスクリプションがマシンの購入に含まれている場合があります。
Red Hat Subscription Manager は、システムハードウェアと BIOS に関する情報をシステムファクトにプルし、ハードウェアベンダーを認識します。ベンダーと BIOS 情報が特定の設定と一致する場合は、サブスクリプションを 引き換えることができ、サブスクリプションを自動的にシステムにアタッチすることができます。
15.4.1. GUI によるサブスクリプションの引き換え
注記
マシンに引き換えるサブスクリプションがない場合、
メニュー項目は表示されません。
- Subscription Manager を起動します。以下は例になります。
[root@server ~]# subscription-manager-gui
- 必要に応じて、「GUI からの登録」の説明に従ってシステムを登録します。
- ウィンドウ左上にあるメニューを開き、 項目をクリックします。
- ダイアログウィンドウで、引き換えが完了した時に通知を送信するメールアドレスを入力します。引き換えプロセスでは、ベンダーに連絡して事前設定されたサブスクリプションに関する情報を受信するのに数分かかる可能性があるため、通知メッセージは Subscription Manager のダイアログウィンドウではなくメールで送信されます。
確認メールが到着するまでに最長 10 分かかる場合があります。