43.4. データの保存
サンプルを特定の時間に保存すると便利な場合があります。たとえば、実行可能ファイルをプロファイリングする場合、さまざまな入力データセットに基づいて異なるサンプルを収集すると便利です。監視されるイベントの数がプロセッサーで利用可能なカウンターの数を超えると、OProfile の複数の実行を使用してデータを収集し、毎回サンプルデータを異なるファイルに保存します。
サンプルファイルの現在のセットを保存するには、< name > を現行セッションで一意の説明的な名前に置き換えて以下のコマンドを実行します。
opcontrol --save=<name>
ディレクトリー
/var/lib/oprofile/samples/
が作成され、現在のサンプルファイルがコピーされます。