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28.7.2. 以前の認証情報の LDAP 形式への移行

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/usr/share/openldap/migration/ ディレクトリーには、認証情報を LDAP 形式に移行するシェルおよび Perl スクリプトのセットが含まれます。
注記
これらのスクリプトを使用するには、システムに Perl がインストールされている必要があります。
まず、正しいドメインを反映するように migrate_common.ph ファイルを変更します。デフォルトの DNS ドメインはデフォルト値から以下のように変更する必要があります。
$DEFAULT_MAIL_DOMAIN = "example";
デフォルトのベースも、以下のように変更する必要があります。
$DEFAULT_BASE = "dc=example,dc=com";
ユーザーデータベースを LDAP で読み取り可能な形式に移行するジョブは、同じディレクトリーにインストールされた移行スクリプトのグループに分類されます。表28.1「LDAP 移行スクリプト」 を使用して、ユーザーデータベースを移行するために実行するスクリプトを決定します。
既存のネームサービスに基づいて適切なスクリプトを実行します。
/usr/share/openldap/migration/ ディレクトリーの README ファイルおよび migration-tools.txt ファイルは、情報の移行方法の詳細を提供します。
表28.1 LDAP 移行スクリプト
既存のネームサービス LDAP が稼働しているか ? 使用するスクリプト
/etc フラットファイル はい migrate_all_online.sh
/etc フラットファイル いいえ migrate_all_offline.sh
NetInfo はい migrate_all_netinfo_online.sh
NetInfo いいえ migrate_all_netinfo_offline.sh
NIS (YP) はい migrate_all_nis_online.sh
NIS (YP) いいえ migrate_all_nis_offline.sh
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