22.4.2. コマンドラインからの設定
Samba は、設定ファイルとして
/etc/samba/smb.conf
を使用します。この設定ファイルを変更しても、コマンド service smb が再起動して Samba デーモンを再起動するまで変更は反映されません。
Windows ワークグループと Samba サーバーの簡単な説明を指定するには、
smb.conf
ファイルの次の行を編集します。
workgroup = WORKGROUPNAME server string = BRIEF COMMENT ABOUT SERVER
WORKGROUPNAME は、このマシンが属する Windows ワークグループの名前に置き換えます。BRI EF COMMENT ABOUT SERVER はオプションで、 Samba システムに関する Windows コメントとして使用されます。
Linux システムで Samba 共有ディレクトリーを作成するには、以下のセクションを smb.conf ファイルに追加します(ニーズとシステムを反映するように変更した後)。
[sharename] comment = Insert a comment here path = /home/share/ valid users = tfox carole public = no writable = yes printable = no create mask = 0765
上記の例では、tfox および carole ユーザーが Samba クライアントから Samba サーバーのディレクトリー
/home/share
を読み書きできます。