25.4.2.4. 環境変数
Environment タブを使用して、CGI スクリプトで設定、合格、または未設定にする特定の変数のオプションを設定します。
CGI スクリプトまたはサーバー側の include (SSI)ページの環境変数を変更する必要がある場合があります。Apache HTTP Server は mod_env モジュールを使用して、CGI スクリプトおよび SSI ページに渡される環境変数を設定できます。Environment Variables ページを使用して、このモジュールのディレクティブを設定します。
CGI Scripts の設定 セクションを使用して、CGI スクリプトおよび SSI ページに渡される環境変数を設定します。たとえば、環境変数
MAXNUM
を 50
に設定するには、図25.8「環境変数」 に示すように、CGI スクリプトの設定 セクションにある ボタンをクリックしてから、Value に Environment Variable テキストフィールドに MAXNUM
と入力し、テキストフィールドを設定 します。50
をクリックして一覧に追加します。Set for CGI Scripts セクションは、SetEnv ディレクティブを設定します。
サーバーが最初に CGI スクリプトで起動されたときに、Pass to CGI Scripts セクションを使用して環境変数の値を渡します。この環境変数を表示するには、シェルプロンプトでコマンド env を入力します。Pass to CGI Scripts セクション内の ボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスに環境変数の名前を入力します。 をクリックして一覧に追加します。Pass to CGI Scripts セクションでは、PassEnv ディレクティブを設定します。
図25.8 環境変数
![環境変数](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-5-Deployment_Guide-ja-JP/images/c47eb23fe2d5d11371496e2f2b26c822/httpd-environment.png)
[D]
値が CGI スクリプトおよび SSI ページに渡されないように環境変数を削除するには、CGI スクリプトの Unset for CGI Scripts セクションを使用します。Unset for CGI Scripts セクションで をクリックし、設定を解除する環境変数の名前を入力します。 をクリックして一覧に追加します。これは UnsetEnv ディレクティブに対応します。
これらの環境値を編集するには、一覧から選択し、対応する
ボタンをクリックします。一覧からエントリーを削除するには、エントリーを選択し、対応する ボタンをクリックします。
Apache HTTP Server の環境変数の詳細は、http://httpd.apache.org/docs/2.2/env.htmlを参照してください。