17.6. トークンリング接続の確立
トークンリングネットワーク は、すべてのコンピューターが循環パターンで接続されているネットワークです。トークン、または特別なネットワークパケットは、トークンリングの周りに移動し、コンピューターが互いに情報を送信できるようにします。
ヒント
Linux でトークンリングを使用する方法は、http://www.linuxtr.net/ から 『Linux Token Ring Project』 の Web サイトを参照してください。
トークンリング接続を追加するには、以下の手順に従います。
- Devices タブをクリックします。
- ツールバーのボタンをクリックします。
- Device Type 一覧から Token Ring connection を選択し、 をクリックします。
- トークンリングカードをハードウェア一覧に追加した場合は、Tokenring カード リストから選択します。それ以外の場合は、Other Tokenring Card を選択してハードウェアデバイスを追加します。
- Other Tokenring Card を選択した場合は、図17.14「トークンリング設定」 に示されるように、Select Token Ring Adapter ウィンドウが表示されます。アダプターの製造元およびモデルを選択します。デバイス名を選択します。これがシステムの最初のトークンリングカードの場合は、tr0 を選択します。これが 2 番目のトークンリングカードの場合は、tr1 (等)を選択します。Network Administration Tool を使用すると、ユーザーはアダプターのリソースを設定することもできます。 をクリックして続けます。
図17.14 トークンリング設定
[D] - Configure Network Settings ページで、DHCP と静的 IP アドレスのいずれかを選択します。デバイスのホスト名を指定できます。ネットワークが起動されるたびにデバイスが動的 IP アドレスを受信する場合は、ホスト名を指定しないでください。 をクリックして続けます。
- Create Tokenring Device ページで をクリックします。
トークンリングデバイスの設定後に、図17.15「トークンリングデバイス」 に示されるように、デバイス一覧に表示されます。
図17.15 トークンリングデバイス
![トークンリングデバイス](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-5-Deployment_Guide-ja-JP/images/4faca1a340eaf7e196d689431639475b/neat-tokenring.png)
[D]
デバイスの追加後、デバイス一覧からデバイスを選択し、
をクリックして設定を編集できます。たとえば、システムの起動時にデバイスを起動するかどうかを設定できます。
デバイスが追加されると、Inactive ステータスにあるように、すぐにアクティブ化されません。デバイスを有効にするには、デバイスリストから選択し、 ボタンをクリックします。コンピューターの起動時にデバイスをアクティベートするようにシステムが設定されている場合(デフォルト)、この手順を再度実行する必要はありません。