26.2.5.5. ディレクトリーオプション
以下は、ディレクトリーに影響するディレクティブの一覧です。
- dirlist_enable: 有効にすると、ユーザーはディレクトリー一覧を表示できます。デフォルト値は YES です。
- dirmessage_enable: 有効にすると、ユーザーがメッセージファイルを含むディレクトリーを入力すると常にメッセージが表示されます。このメッセージは、現在のディレクトリー内にあります。このファイルの名前は message_file ディレクティブで指定され、デフォルトでは
.message
です。デフォルト値は NO です。Red Hat Enterprise Linux 5.10 では、このオプションは 設定ファイルで YES に設定されます。 - force_dot_files: 有効にすると、ドット()で始まるファイルはディレクトリーリストに一覧表示され
ます
(. および.
ファイルを除く)。.
デフォルト値は NO です。 - hide_ids: 有効にすると、すべてのディレクトリーの一覧に
ftp
が各ファイルのユーザーおよびグループとして表示されます。デフォルト値は NO です。 - message_file: dirmessage_enable ディレクティブを使用する際のメッセージファイルの名前を指定します。デフォルト値は .message です。
- text_userdb_names: 有効にすると、UID エントリーおよび GID エントリーの代わりにテキストユーザー名とグループ名が使用されます。このオプションを有効にすると、サーバーのパフォーマンスが低下する可能性があります。デフォルト値は NO です。
- use_localtime - 有効にすると、ディレクトリーの一覧が、GMT ではなくコンピューターのローカル時間を表示します。デフォルト値は NO です。