48.4.2. PAM 設定ファイル
/etc/pam.d/
ディレクトリーには、PAM 対応アプリケーションごとに PAM 設定ファイルが含まれます。以前のバージョンの PAM では、/etc/pam.conf
ファイルが使用されていましたが、このファイルは非推奨となり、/etc/pam.d/
ディレクトリーが存在しない場合にのみ使用されます。
48.4.2.1. PAM サービスファイル
PAM 対応の アプリケーションまたは サービス には、
/etc/pam.d/
ディレクトリーにファイルがあります。このディレクトリーの各ファイルは、アクセスを制御するサービスと同じ名前を持ちます。
PAM 対応プログラムは、サービス名を定義し、独自の PAM 設定ファイルを
/etc/pam.d/
ディレクトリーにインストールします。たとえば、login プログラムは、login としてサービス名を定義し、/etc/pam.d/login
の PAM 設定ファイルをインストールします。