19.4.3. コマンドラインオプション
rndc コマンドは以下の形式になります。
rndc <options> <command> <command-options>
適切に設定された localhost で rndc を実行すると、以下のコマンドが利用可能になります。
- halt:
named
サービスをすぐに停止します。 - querylog: このネームサーバーに対して行われたすべてのクエリーをログに記録します。
- refresh: ネームサーバーのデータベースを更新します。
- reload - ゾーンファイルを再読み込みしますが、以前にキャッシュされた応答をすべて保持します。このコマンドでは、保存された名前解決をすべて失わずにゾーンファイルに変更を加えることもできます。変更が特定のゾーンのみに影響する場合は、reload コマンドの後にゾーンの名前を追加して、その特定のゾーンのみを再読み込みします。
- stats: 現在の名前付き統計を
/var/ named /named.stats
ファイルにダンプします。 - stop - サーバーを正常に停止し、終了する前に動的更新および 増分ゾーンの転送 (IXFR)データを保存します。
場合によっては、
/etc/rndc.conf
ファイルのデフォルト設定を上書きする必要がある場合があります。以下のオプションを設定できます。
- -c & lt;configuration-file& gt;: 設定ファイルの代替の場所を指定します。
- -p <port-number > - デフォルトのポート 953 以外の rndc 接続に使用するポート番号を指定します。
- -s & lt;server& gt;:
/etc/rndc.conf
に一覧表示されている default-server 以外のサーバーを指定します。 - -y & lt;key-name > -
/etc/rndc.conf
の default-key オプション以外のキーを指定します。
これらのオプションの詳細は、rndc の man ページを参照してください。