15.6. システムの優先条件の設定
サブスクリプションの自動割り当てと修復(更新)は、現在インストールされている製品、ハードウェア、アーキテクチャーなど、さまざまな基準に基づいてシステムにアタッチするサブスクリプションを選択します。Subscription Manager が使用する優先条件を、さらに 2 つ設定できます。
- サブスクリプションのサービスレベル
- 使用するオペレーティングシステムのマイナーバージョン (X.Y)
これは、インストールされているすべての製品と現在のサブスクリプションがアクティブな状態を維持するために毎日実行される修復に特に便利です。
15.6.1. UI での優先条件の設定
サービスレベルの優先条件とオペレーティングシステムのリリースバージョンの優先条件はいずれも、Subscription Manager の System Preferences ダイアログボックスで設定されます。
- Subscription Manager を開きます。
- System メニューを開きます。
- System Preferences メニュー項目を選択します。
- ドロップダウンメニューから、希望のサービスレベルアグリーメントの優先条件を選択します。すべてのアクティブなサブスクリプション基づいて、Red Hat アカウントで利用可能なサービスレベルのみが一覧表示されます。
- Release version ドロップダウンメニューで、オペレーティングシステムのリリースの優先条件を選択します。一覧表示されているバージョンだけが、アカウントにアクティブなサブスクリプションがある Red Hat Enterprise Linux バージョンです。
- 優先条件は保存され、今後のサブスクリプション操作に適用されます。ダイアログを閉じるには、をクリックします。