検索

48.7.4. IPsec 接続の作成

download PDF
IPsec 接続が 2 つの論理フェーズに分割されます。フェーズ 1 では、IPsec ノードはリモートノードまたはネットワークとの接続を初期化します。リモートノードまたはネットワークは、要求しているノードの認証情報をチェックし、両者が接続の認証方法をネゴシエートします。
Red Hat Enterprise Linux システムでは、IPsec 接続は IPsec ノード認証の 事前共有鍵 メソッドを使用します。共有前のキー IPsec 接続では、IPsec 接続の フェーズ 2 に移行するために、両方のホストが同じ鍵を使用する必要があります。
IPsec 接続のフェーズ 2 では、IPsec ノード間で セキュリティーアソシエ ーション(SA)が作成されます。このフェーズは、暗号化メソッド、シークレットセッションキー交換パラメーターなどの設定情報を使用して SA データベースを確立します。このフェーズは、リモートノードとネットワーク間の実際の IPsec 接続を管理します。
IPsec の Red Hat Enterprise Linux の実装では、IKE を使用してインターネット内のホスト間で鍵を共有します。racoon のキー設定デーモンは、IKE 鍵の分散と交換を処理します。このデーモンの詳細は、racoon の man ページを参照してください。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.