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26.2.5.4. ローカルユーザーオプション

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以下は、ローカルユーザーがサーバーにアクセスする方法を特徴付けるディレクティブの一覧です。これらのオプションを使用するには、local_enable ディレクティブを YES に設定する必要があります。
  • chmod_enable - 有効にすると、FTP コマンド SITE CHMOD がローカルユーザーに許可されます。このコマンドを使用すると、ファイルのパーミッションを変更できます。
    デフォルト値は YES です。
  • chroot_list_enable: 有効にすると、chroot_list_file ディレクティブで指定されたファイルに一覧表示されているローカルユーザーは、ログイン時に chroot jail に配置されます。
    chroot_local_user ディレクティブと組み合わせて使用すると、chroot_list_file ディレクティブで指定されたファイルに一覧表示されるローカルユーザーは、ログイン時に chroot jail に置かれ ません
    デフォルト値は NO です。
  • chroot_list_file: chroot_list_enable ディレクティブが YES に設定されている場合に、参照されるローカルユーザーの一覧を含むファイルを指定します。
    デフォルト値は /etc/vsftpd.chroot_list です。
  • chroot_local_user: 有効にすると、ローカルユーザーはログイン後にホームディレクトリーに変更します。
    デフォルト値は NO です。
    Warning
    chroot_local_user を有効にすると、特にアップロード権限を持つユーザー向けに、多くのセキュリティー問題が開きます。このため、推奨され ません
  • guest_enable - 有効にすると、匿名以外のすべてのユーザーが guest ( guest_username ディレクティブで指定されたローカルユーザー)としてログインされます。
    デフォルト値は NO です。
  • guest_username: ゲスト ユーザーがマップされるユーザー名を指定します。
    デフォルト値は ftp です。
  • local_root: ローカルユーザーのログイン後に vsftpd が変更するディレクトリーを指定します。
    このディレクティブにはデフォルト値がありません。
  • local_umask - ファイル作成の umask 値を指定します。デフォルト値は 8 進法(ベースが 8 の数値システム)で、接頭辞 0 を含むことに注意してください。それ以外の場合は、値は base-10 整数として処理されます。
    デフォルト値は 022 です。
  • passwd_chroot_enable - chroot_local_user ディレクティブと併用すると、/etc/passwd 内のホームディレクトリーフィールドにある /./ の発生に基づいて、vsftpd change-roots local users を実行します。
    デフォルト値は NO です。
  • user_config_dir - そのユーザーの特定の設定を含むローカルシステムユーザーの名前を作成する設定ファイルを含むディレクトリーへのパスを指定します。ユーザーの設定ファイルのディレクティブは、/etc/vsftpd/vsftpd.conf にあるディレクティブを上書きします。
    このディレクティブにはデフォルト値がありません。
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