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43.2.3. カーネルおよびユーザー空間プロファイルの分離

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デフォルトでは、カーネルモードとユーザーモード情報が各イベントについて収集されます。特定のカウンターのカーネルモードのイベントを無視するように OProfile を設定するには、以下のコマンドを実行します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:0
以下のコマンドを実行して、カウンターのプロファイリングカーネルモードを再度開始します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:1
特定のカウンターのユーザーモードのイベントを無視するように OProfile を設定するには、以下のコマンドを実行します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:<kernel>:0
以下のコマンドを実行して、カウンターのユーザーモードを再度開始します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:<kernel>:1
OProfile デーモンがプロファイルデータをサンプルファイルに書き込むと、カーネルおよびライブラリープロファイルデータを個別のサンプルファイルに分割できます。デーモンがサンプルファイルに書き込みする方法を設定するには、root で以下のコマンドを実行します。
opcontrol --separate=<choice>
<choice& gt; は、以下のいずれかになります。
  • none - プロファイルを分離しません(デフォルト)。
  • ライブラリー - ライブラリー のアプリケーションごとのプロファイルを生成します
  • kernel - カーネルおよびカーネルモジュールのアプリケーションごとのプロファイルを生成します。
  • all - ライブラリーのアプリケーションごとのプロファイルと、カーネルおよびカーネルモジュールのアプリケーションごとのプロファイルを生成します
--separate=library を使用すると、サンプルファイル名には、実行可能ファイルの名前とライブラリーの名前が含まれます。
注記
これらの設定変更は、oprofile を再起動すると有効になります。
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