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6.3.3. 障害のあるデバイスの置き換え

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ソフトウェア RAID 内の特定のデバイスを置き換えるには、root で以下のコマンドを実行して、最初に faulty とマークされていることを確認します。
mdadm raid_device --fail component_device
次に、以下の形式で コマンドを使用して、アレイから障害のあるデバイスを削除します。
mdadm raid_device --remove component_device
デバイスが再び動作したら、アレイに再追加できます。
mdadm raid_device --add component_device

例6.3 障害のあるデバイスの置き換え

システムにアクティブな RAID デバイス /dev/md3 があり、以下のレイアウト(つまり、例6.2「新しい RAID デバイスの作成」で作成した RAID デバイス)があるとします。
~]# mdadm --detail /dev/md3 | tail -n 3
    Number   Major   Minor   RaidDevice State
       0       8        1        0      active sync   /dev/sda1
       1       8       17        1      active sync   /dev/sdb1
最初のディスクドライブに障害が発生し、置き換える必要があるとします。これを行うには、まず /dev/sdb1 デバイスを faulty とマークします。
~]# mdadm /dev/md3 --fail /dev/sdb1
mdadm: set /dev/sdb1 faulty in /dev/md3
次に、RAID デバイスから削除します。
~]# mdadm /dev/md3 --remove /dev/sdb1
mdadm: hot removed /dev/sdb1
ハードウェアの置き換え後すぐに、次のコマンドを使用して、デバイスをアレイに戻すことができます。
~]# mdadm /dev/md3 --add /dev/sdb1
mdadm: added /dev/sdb1
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