49.2.2.2. SELinux 設定ファイル


以下のセクションでは、SELinux の設定とポリシーファイル、および /etc/ ディレクトリーにある関連ファイルシステムを説明します。
49.2.2.2.1. /etc/sysconfig/selinux 設定ファイル
Red Hat Enterprise Linux で SELinux を設定する方法は、SELinux Administration Tool の使用(system-config-selinux)、または設定ファイルを手動で編集する(/etc/sysconfig/selinux)の 2 つの方法があります。
/etc/sysconfig/selinux ファイルは、SELinux を有効または無効にする主要な設定ファイルであり、システムで強制するポリシーと、その強制方法を設定します。
注記
/etc/sysconfig/selinux には、実際の設定ファイル /etc/selinux/config へのシンボリックリンクが含まれます。
以下は、設定で利用可能なオプションの完全なサブセットについて説明しています。
  • SELINUX=enforcing|permissive|disabled: システム上の SELinux の最上位状態を定義します。
    • Enforcing - SELinux セキュリティーポリシーが適用されます。
    • Permissive - SELinux システムは警告を出力しますが、ポリシーは強制されません。
      これは、デバッグおよびトラブルシューティングに役立ちます。
    • ヒント
    注記
    • 重要な影響
      setsebool -P dhcpd_disable_trans=0
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