5.2.6. /proc/devices


このファイルは、現在設定されているさまざまな文字およびブロックデバイスを表示します(モジュールが読み込まれていないデバイスは含まれません)。以下は、このファイルからの出力例です。
Character devices:
  1 mem
  4 /dev/vc/0
  4 tty
  4 ttyS
  5 /dev/tty
  5 /dev/console
  5 /dev/ptmx
  7 vcs
  10 misc
  13 input
  29 fb
  36 netlink
  128 ptm
  136 pts
  180 usb

Block devices:
  1 ramdisk
  3 ide0
  9 md
  22 ide1
  253 device-mapper
  254 mdp
/proc/devices の出力には、デバイスのメジャー番号と名前が含まれており、Character devicesBlock devices の 2 つの主要なセクションに分かれています。
キャラクターデバイスは ブロックデバイス と似ていますが、以下の 2 つの基本的な相違点があります。
  1. キャラクターデバイスにはバッファーは必要ありません。ブロックデバイスには利用可能なバッファーがあり、要求に対応する前にそれらを順序付けできます。これは、ハードドライブなどの情報を保存するために設計されたデバイスにとって重要です。デバイスに書き込む前に情報を順序付ける機能により、より効率的な順序で情報を配置することができるためです。
  2. キャラクターデバイスは、サイズが事前設定されていないデータを送信します。ブロックデバイスは、デバイスごとに設定されたサイズのブロック内の情報を送受信できます。
デバイスの詳細は、以下のインストール済みドキュメントを参照してください。
/usr/share/doc/kernel-doc-<version>/Documentation/devices.txt
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