39.2.5. at と batch へのアクセスの制御
/etc/at.allow
ファイルおよび /etc/at.deny
ファイルを使用して、at コマンドおよび batch コマンドへのアクセスを制限できます。両方のアクセス制御ファイルの形式は、各行の 1 つのユーザー名です。空白はいずれのファイルでも許可されません。アクセス制御ファイルが変更された場合、at デーモン(atd)を再起動する必要はありません。アクセス制御ファイルは、ユーザーが at または batch コマンドの実行を試みるたびに読み込まれます。
root ユーザーは、アクセス制御ファイルに関係なく、常に at コマンドおよび batch コマンドを実行できます。
at.allow
ファイルが存在する場合、そのファイルにリストされているユーザーのみが at または batch を使用できます。また、at.deny
ファイルは無視されます。
at.allow
が存在しない場合は、at.deny
に記載されているユーザーは at または batch を使用できません。