43.6. /dev/oprofile/について
/dev/oprofile/
ディレクトリーには、OProfile のファイルシステムが含まれます。cat コマンドを使用して、このファイルシステムの仮想ファイルの値を表示します。たとえば、以下のコマンドは検出されたプロセッサー OProfile のタイプを表示します。
cat /dev/oprofile/cpu_type
各カウンターの
/dev/oprofile/
にディレクトリーが存在する。たとえば、2 つのカウンターがある場合は、/dev/oprofile/0/ ディレクトリーと dev/oprofile
/1/ ディレクトリーが存在
します。
カウンターの各ディレクトリーには以下のファイルが含まれます。
count
: サンプルの間隔。enabled
- 0 の場合、カウンターはオフになり、サンプルは収集されません。1 の場合は、カウンターがオンになり、サンプルが収集されます。event
: 監視するイベント。kernel
- 0 の場合、プロセッサーがカーネルスペースにある場合、このカウンターイベントのサンプルは収集されません。1 の場合、プロセッサーがカーネルスペースにある場合でもサンプルが収集されます。unit_mask
: カウンターに対して有効なユニットマスクを定義します。- user: 0 の場合、プロセッサーが
ユーザー
空間にある場合、カウンターイベントのサンプルは収集されません。1 の場合、プロセッサーがユーザー空間にある場合でもサンプルが収集されます。
これらのファイルは、cat コマンドで取得できます。以下に例を示します。
cat /dev/oprofile/0/count