15.6.2. コマンドラインでのサービスレベルの設定


一般的なサービスレベルの優先条件は、service-level --set コマンドを使用して設定できます。

例15.5 サービスレベルの優先条件の設定

まず、service-level コマンドで --list オプションを使用して、システムで利用可能なサービスレベルを一覧表示します。
[root@server ~]# subscription-manager service-level --list
+-------------------------------------------+
          Available Service Levels
+-------------------------------------------+
Standard
None
Premium
Self-Support
次に、システムで必要なレベルを設定します。
[root@server ~]# subscription-manager service-level --set=self-support
Service level set to: self-support
ローカルシステムの現在の設定は、--show オプションで表示されます。
[root#server ~]# subscription-manager service-level --show
Current service level: self-support
サービスレベルの優先条件は、サブスクリプション操作の実行時 (システムの登録、登録後のサブスクリプションのアタッチなど) に定義できます。これは、システム設定を上書きするために使用できます。register コマンドおよび subscribe コマンドの両方には、--servicelevel オプションがあり、そのアクションの優先度を設定します。

例15.6 プレミアムサービスレベルのサブスクリプションの自動アタッチ

[root#server ~]# subscription-manager subscribe --auto --servicelevel Premium
Service level set to: Premium
Installed Product Current Status:
ProductName:            Red Hat Enterprise Linux 5 Server
Status:                 Subscribed
注記
--servicelevel オプションには、--autosubscribe オプション(register 用)または --auto オプション(サブスクライブ用)が必要です。指定したプールをアタッチする場合や、サブスクリプションをインポートする場合には使用できません。
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