29.2. 認証
図29.2 認証
![認証](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-5-Deployment_Guide-ja-JP/images/49d62018b89ebdeda61d4aa5ed82a09b/authconfig-auth.png)
[D]
- realm: Kerberos サーバーのレルムを設定します。レルムは、Kerberos を使用するネットワークで、1 つ以上の KDC と潜在的に多数のクライアントで設定されます。
- KDC: Kerberos チケットを発行するサーバーである Key Distribution Center (KDC)を定義します。
- 管理サーバー - kadmind を実行する管理サーバーを指定します。
させるには、krb5-libs
パッケージおよび krb5-workstation
パッケージをインストールする必要があります。Kerberos の詳細は、「Kerberos」 を参照してください。
LDAP
Enable LDAP Support オプションは、認証に LDAP を使用するように標準の PAM 対応アプリケーションに指示します。 ボタンを使用すると、Configure LDAP... の タブにあるオプションと同じオプションで LDAP サポートを設定できます。これらのオプションの詳細は、「ユーザー情報」 を参照してください。
openldap-clients
パッケージをインストールする必要があります。
スマートカード
Enable Smart Card Support オプションは、スマートカード認証を有効にします。これにより、ユーザーはスマートカードに関連付けられた証明書とキーを使用してログインできます。その他のオプションについては、 ボタンをクリックします。
pam_pkcs11
パッケージおよび coolkey
パッケージをインストールする必要があります。スマートカードの詳細は、「対応するスマートカード」 を参照してください。「シングルサインオン(SSO)」
SMB
Enable SMB Support オプションは、SMB (Server Message Block)サーバーを使用してユーザーを認証するように PAM を設定します。SMB は、システム間の通信に使用されるクライアント/サーバープロトコルを参照します。また、Samba が Windows クライアントに Windows サーバーとして表示するのに使用されるプロトコルでもあります。 ボタンをクリックして、以下を指定します。
- workgroup - 使用する SMB ワーク グループ を指定します。
- ドメインコントローラー: 使用する SMB ドメインコントローラーを指定します。