17.5. xDSL 接続の確立


DSL は、Digital Subscriber Lines を表します。ADSL、IDSL、および SDSL などの異なる DSL があります。ネットワーク管理ツール は、xDSL という用語を使用して、すべてのタイプの DSL 接続を意味します。
一部の DSL プロバイダーでは、イーサネットカードを使用して DHCP を介して IP アドレスを取得するようにシステムを設定する必要があります。一部の DSL プロバイダーでは、イーサネットカードを使用して PPPoE (Point-to-Point Protocol over Ethernet)接続を設定する必要があります。使用する DSL プロバイダーに依頼します。
DHCP を使用する必要がある場合は、「イーサネット接続の確立」 でイーサネットカードを設定します。
PPPoE を使用する必要がある場合は、以下の手順に従います。
  1. Devices タブをクリックします。
  2. New ボタンをクリックします。
  3. Device Type 一覧から xDSL 接続 を選択し、図17.8「デバイスタイプの選択」 に示されるように Forward をクリックします。

    図17.8 デバイスタイプの選択

    デバイスタイプの選択
  4. イーサネットカードがハードウェア一覧に存在する場合は、図17.9「xDSL 設定」 に記載されているページから イーサネットデバイス を選択します。それ以外の場合は、Select Ethernet Adapter ウィンドウが表示されます。
    注記
    インストールプログラムは、対応しているイーサネットデバイスを検出し、それらを設定するよう要求します。インストール中にイーサネットデバイスを設定した場合は、ハードウェア タブのハードウェア一覧に表示されます。

    図17.9 xDSL 設定

    xDSL 設定
  5. Provider NameLogin Name、および Password を入力します。T-On ラインアカウントを設定していない場合は、Account Type プルダウンメニューから Normal を選択します。
    T-On ラインアカウントを設定する場合は、Account Type プルダウンメニューから T-Online を選択し、Login name および Password フィールドに任意の値を入力します。DSL 接続が完全に設定されたら、T-On のアカウント設定をさらに設定できます( T-On オンラインアカウントの設定を参照してください)。
  6. Forward をクリックして Create DSL Connection メニューに移動します。設定を確認し、Apply をクリックして終了します。
  7. DSL 接続の設定後、図17.10「xDSL デバイス」 に示されるように、デバイス一覧に表示されます。

    図17.10 xDSL デバイス

    xDSL デバイス
  8. xDSL 接続を追加した後、デバイス一覧からデバイスを選択し、Edit をクリックして設定を編集できます。

    図17.11 xDSL 設定

    xDSL 設定
    たとえば、デバイスが追加されると、デフォルトではブート時に起動しないように設定されています。設定を編集してこの設定を変更します。終了したら OK をクリックします。
  9. xDSL 接続の設定が適切になったら、ファイル > 保存 を選択 て変更を保存します。

T-On オンラインアカウントの設定

T-On オンラインアカウントを設定する場合は、以下の追加の手順に従います。

  1. デバイス一覧からデバイスを選択し、編集 をクリックします。
  2. 図17.12「xDSL 設定:プロバイダータブ」 に示すように、xDSL 設定 メニューから Provider タブを選択します。

    図17.12 xDSL 設定:プロバイダータブ

    xDSL 設定:プロバイダータブ
  3. T-Online Account Setup ボタンをクリックします。図17.13「アカウントの設定」 に示すように、T-Online アカウントの Account Setup ウィンドウが開きます。

    図17.13 アカウントの設定

    アカウントの設定
  4. Adapter ID、AssoatedT-Online numberConcurrent user number/suffix、および Personal パスワードを入力します。終了したら OK をクリックして、Account Setup ウィンドウを閉じます。
  5. xDSL 設定 ウィンドウで、OK をクリックします。Network Administration Tool から File > Save を選択して変更を保存します。
デバイスが追加されると、Inactive ステータスにあるように、すぐにアクティブ化されません。デバイスを有効にするには、デバイスリストから選択し、Activate ボタンをクリックします。コンピューターの起動時にデバイスをアクティベートするようにシステムが設定されている場合(デフォルト)、この手順を再度実行する必要はありません。
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