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第8章 Operator SDK

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8.1. Operator SDK CLI のインストール

Operator SDK は、Operator 開発者が Operator のビルド、テストおよびデプロイに使用できるコマンドラインインターフェイス (CLI) ツールを提供します。ワークステーションに Operator SDK CLI をインストールして、独自の Operator のオーサリングを開始する準備を整えることができます。

Kubernetes ベースのクラスター (OpenShift Container Platform など) へのクラスター管理者のアクセスのある Operator の作成者は、Operator SDK CLI を使用して Go、Ansible、Java、または Helm をベースに独自の Operator を開発できます。Kubebuilder は Go ベースの Operator のスキャフォールディングソリューションとして Operator SDK に組み込まれます。つまり、既存の Kubebuilder プロジェクトは Operator SDK でそのまま使用でき、引き続き機能します。Operator SDK の詳細は、Operator の開発 を参照してください。

注記

OpenShift Container Platform 4.14 は Operator SDK 1.31.0 をサポートします。

8.1.1. Linux での Operator SDK CLI のインストール

OpenShift SDK CLI ツールは Linux にインストールできます。

前提条件

  • Go v1.19 以降
  • docker v17.03+、podman v1.9.3+、または buildah v1.7+

手順

  1. OpenShift ミラーサイト に移動します。
  2. 最新の 4.14 ディレクトリーから、Linux 用の最新バージョンの tarball をダウンロードします。
  3. アーカイブを展開します。

    $ tar xvf operator-sdk-v1.31.0-ocp-linux-x86_64.tar.gz
  4. ファイルを実行可能にします。

    $ chmod +x operator-sdk
  5. デプロイメントされた operator-sdk バイナリーを PATH にあるディレクトリーに移動します。

    ヒント

    PATH を確認するには、以下を実行します。

    $ echo $PATH
    $ sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdk

検証

  • Operator SDK CLI のインストール後に、これが利用可能であることを確認します。

    $ operator-sdk version

    出力例

    operator-sdk version: "v1.31.0-ocp", ...

8.1.2. macOS への Operator SDK CLI のインストール

macOS に OpenShift SDK CLI ツールをインストールできます。

前提条件

  • Go v1.19 以降
  • docker v17.03+、podman v1.9.3+、または buildah v1.7+

手順

  1. amd64 および arm64 アーキテクチャーの場合は、amd64 アーキテクチャーの OpenShift ミラーサイト および arm64 アーキテクチャーの OpenShift ミラーサイト にそれぞれ移動します。
  2. 最新の 4.14 ディレクトリーから、macOS 用の最新バージョンの tarball をダウンロードします。
  3. 以下のコマンドを実行して、amd64 アーキテクチャー用の Operator SDK アーカイブを解凍します。

    $ tar xvf operator-sdk-v1.31.0-ocp-darwin-x86_64.tar.gz
  4. 以下のコマンドを実行して、arm64 アーキテクチャー用の Operator SDK アーカイブを解凍します。

    $ tar xvf operator-sdk-v1.31.0-ocp-darwin-aarch64.tar.gz
  5. 次のコマンドを実行して、ファイルを実行可能にします。

    $ chmod +x operator-sdk
  6. 次のコマンドを実行して、抽出した operator-sdk バイナリーを PATH 上のディレクトリーに移動します。

    ヒント

    次のコマンドを実行して、PATH を確認します。

    $ echo $PATH
    $ sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdk

検証

  • Operator SDK CLI をインストールしたら、次のコマンドを実行して、それが使用可能であることを確認します。

    $ operator-sdk version

    出力例

    operator-sdk version: "v1.31.0-ocp", ...

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