2.6. エージェントベースのクラスターのインストールが OCI 上で実行されることを確認する
クラスターがインストールされ、Oracle® Cloud Infrastructure (OCI) 上で効果的に実行されていることを確認します。
前提条件
- 必要な OCI リソースとサービスをすべて作成した。「OCI インフラストラクチャーのリソースとサービスの作成」を参照してください。
-
install-config.yaml
設定ファイルとagent-config.yaml
設定ファイルを作成した。「OCI にクラスターをインストールするための設定ファイルの作成」を参照してください。 - エージェント ISO イメージを Oracle のデフォルトの Object Storage バケットにアップロードし、OCI 上にコンピュートインスタンスを作成した。詳細は、「OCI でのクラスターの実行」を参照してください。
手順
OpenShift Container Platform クラスター内の自己管理ノードにコンピュートインスタンスをデプロイした後、以下のいずれかの方法でクラスターのステータスを監視できます。
OpenShift Container Platform CLI から次のコマンドを入力します。
$ ./openshift-install agent wait-for install-complete --log-level debug
ブートストラップノードが動作する
rendezvous
ホストノードの状態を確認します。ホストが再起動すると、ホストはクラスターの一部となります。kubeconfig
API を使用して、さまざまな OpenShift Container Platform コンポーネントのステータスを確認します。KUBECONFIG
環境変数に、クラスターのkubeconfig
設定ファイルの相対パスを設定します。$ export KUBECONFIG=~/auth/kubeconfig
クラスターの各自己管理ノードのステータスを確認します。CCM は、各ノードにラベルを適用して、ノードを OCI 上のクラスターで実行するよう指定します。
$ oc get nodes -A
出力例
NAME STATUS ROLES AGE VERSION main-0.private.agenttest.oraclevcn.com Ready control-plane, master 7m v1.27.4+6eeca63 main-1.private.agenttest.oraclevcn.com Ready control-plane, master 15m v1.27.4+d7fa83f main-2.private.agenttest.oraclevcn.com Ready control-plane, master 15m v1.27.4+d7fa83f
クラスターの各 Operator のステータスを確認します。CCM Operator のステータスは、クラスターが実行中であることを示す適切な指標です。
$ oc get co
出力例 (一部のみ記載)
NAME VERSION AVAILABLE PROGRESSING DEGRADED SINCE MESSAGE authentication 4.15.0-0 True False False 6m18s baremetal 4.15.0-0 True False False 2m42s network 4.15.0-0 True True False 5m58s Progressing: … …