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13.2. AWS Local Zone でのクラスターの制限

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Amazon Web Services (AWS) ローカルゾーンにデフォルトのインストール設定でクラスターをデプロイしようとすると、いくつかの制限が存在します。

重要

次のリストは、AWS Local Zones にクラスターをデプロイする際の制限事項の詳細を示しています。

  • ローカルゾーンの Amazon EC2 インスタンスとリージョンの Amazon EC2 インスタンス間の最大転送単位 (MTU) は 1300 です。これにより、クラスター全体のネットワーク MTU が、デプロイで使用されるネットワークプラグインに従って変更されます。
  • Network Load Balancer (NLB)、Classic Load Balancer、Network Address Translation (NAT) Gateway などのネットワークリソースは、AWS Local Zones ではグローバルにサポートされていません。
  • AWS 上の OpenShift Container Platform クラスターの場合、AWS Elastic Block Storage (EBS) gp3 タイプのボリュームがノードボリュームのデフォルトであり、ストレージクラスのデフォルトです。このボリュームタイプは、ローカルゾーンの場所ではグローバルに利用できません。デフォルトでは、ローカルゾーンで実行されているノードは gp2 EBS ボリュームでデプロイされます。ローカルゾーンノードでワークロードを作成するときは、gp2-csi StorageClass を設定する必要があります。

インストールプログラムで OpenShift Container Platform クラスターの Local Zone サブネットを自動的に作成する場合、この方法には特定の設定制限が適用されます。

重要

OpenShift Container Platform クラスターのサブネットを自動的に作成するようにインストールプログラムを設定する場合は、次の設定制限が適用されます。

  • AWS Local Zone のプライベートサブネットは親ゾーンのルートテーブルに関連付けられるため、各プライベートサブネットは Egress トラフィックをインターネットにルーティングできます。クラスターのインストール時にこのルートテーブルが存在しない場合、プライベートサブネットは、Virtual Private Cloud (VPC) 内の最初に使用可能なプライベートルートテーブルに関連付けられます。このアプローチは、OpenShift Container Platform クラスター内の AWS Local Zones サブネットに対してのみ有効です。
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