1.3. SR-IOV デバイスの NIC パーティショニング (テクノロジープレビュー)
OpenShift Container Platform は、デュアルポートのネットワークインターフェイスカード (NIC) を搭載したサーバーにデプロイできます。1 つの高速デュアルポート NIC を複数の仮想機能 (VF) に分割し、SR-IOV を有効にすることができます。
この機能は、Link Aggregation Control Protocol (LACP) による高可用性のための結合の使用をサポートします。
物理 NIC で宣言できる LACP は 1 つだけです。
OpenShift Container Platform クラスターは、以下の方法を使用して、2 つの物理機能 (PF) に 2 つの VF を持つ結合インターフェイスにデプロイできます。
Agent-based Installer
注記nmstate
の最低限必要なバージョンは次のとおりです。-
RHEL 8 バージョンの
1.4.2-4
-
RHEL 9 バージョンの
2.2.7
-
RHEL 8 バージョンの
- installer-provisioned infrastructure によるインストール
- user-provisioned infrastructure によるインストール
SR-IOV デバイスの NIC パーティショニングの有効化に関連する Day 1 操作のサポートは、テクノロジープレビュー機能のみです。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。