3.10. Operator メトリクスの表示
Custom Metrics Autoscaler Operator は、クラスター上のモニタリングコンポーネントからプルした、すぐに使用可能なメトリクスを公開します。Prometheus Query Language (PromQL) を使用してメトリクスをクエリーし、問題を分析および診断できます。コントローラー Pod の再起動時にすべてのメトリクスがリセットされます。
3.10.1. パフォーマンスメトリックへのアクセス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用し、メトリクスにアクセスしてクエリーを実行できます。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブを選択します。
 - 
							Observe 
Metrics の順に選択します。  - カスタムクエリーを作成するには、PromQL クエリーを Expression フィールドに追加します。
 - 複数のクエリーを追加するには、Add Query を選択します。
 
3.10.1.1. 提供される Operator メトリクス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Custom Metrics Autoscaler Operator は、以下のメトリクスを公開します。メトリクスは、OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して表示できます。
| メトリクス名 | 説明 | 
|---|---|
|   
										  |   
										特定のスケーラーがアクティブか非アクティブかを示します。値が   | 
|   
										  |   各スケーラーのメトリクスの現在の値。ターゲットの平均を計算する際に Horizontal Pod Autoscaler (HPA) によって使用されます。  | 
|   
										  |   各スケーラーから現在のメトリクスを取得する際のレイテンシー。  | 
|   
										  |   各スケーラーで発生したエラーの数。  | 
|   
										  |   すべてのスケーラーで発生したエラーの合計数。  | 
|   
										  |   スケーリングされた各オブジェクトで発生したエラーの数。  | 
|   
										  |   各カスタムリソースタイプの各 namespace における Custom Metrics Autoscaler カスタムリソースの合計数。  | 
|   
										  |   トリガータイプごとのトリガー合計数。  | 
Custom Metrics Autoscaler Admission Webhook メトリクス
Custom Metrics Autoscaler Admission Webhook は、以下の Prometheus メトリクスも公開します。
| メトリクス名 | 説明 | 
|---|---|
|   
										  |   スケーリングされたオブジェクトの検証数。  | 
|   
										  |   検証エラーの数。  |