5.17. Azure Stack Hub での追加のワーカーマシンの作成


Microsoft Azure Stack Hub でクラスターが使用するワーカーマシンを作成するには、それぞれのインスタンスを個別に起動するか、自動スケーリンググループなどのクラスター外にある自動プロセスを実行します。OpenShift Container Platform の組み込まれたクラスタースケーリングメカニズムやマシン API を利用できます。

この例では、Azure Resource Manager (ARM) テンプレートを使用して 1 つのインスタンスを手動で起動します。追加のインスタンスは、ファイル内に 06_workers.json というタイプのリソースを追加して起動することができます。

提供される ARM テンプレートを使用してコントロールプレーンマシンを使用しない場合、指定される情報を確認し、インフラストラクチャーを手動で作成する必要があります。クラスターが適切に初期化されない場合は、インストールログで Red Hat サポートに接続することを検討してください。

前提条件

  • Azure アカウントを設定します。
  • クラスターの Ignition 設定ファイルを生成します。
  • Azure Stack Hub で VNet および関連するサブネットを作成し、設定します。
  • Azure Stack Hub でネットワークおよびロードバランサーを作成し、設定します。
  • コントロールプレーンおよびコンピュートロールを作成します。
  • ブートストラップマシンを作成します。
  • コントロールプレーンマシンを作成します。

手順

  1. このトピックの ワーカーマシンの ARM テンプレートセクションからテンプレートをコピーし、これを 06_workers.json としてクラスターのインストールディレクトリーに保存します。このテンプレートは、クラスターに必要なワーカーマシンを記述しています。
  2. ワーカーマシンのデプロイメントで必要な以下の変数をエクスポートします。

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    $ export WORKER_IGNITION=`cat <installation_directory>/worker.ign | base64 | tr -d '\n'`
  3. az CLI を使用してデプロイメントを作成します。

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    $ az deployment group create -g ${RESOURCE_GROUP} \
      --template-file "<installation_directory>/06_workers.json" \
      --parameters workerIgnition="${WORKER_IGNITION}" \ 
    1
    
      --parameters baseName="${INFRA_ID}" 
    2
    
      --parameters diagnosticsStorageAccountName="${CLUSTER_NAME}sa" 
    3
    1
    ワーカーノードの Ignition コンテンツ。
    2
    リソース名で使用されるベース名。これは通常クラスターのインフラストラクチャー ID です。
    3
    クラスターのストレージアカウントの名前。

5.17.1. ワーカーマシンの ARM テンプレート

以下の Azure Resource Manager (ARM) テンプレートを使用し、OpenShift Container Platform クラスターに必要なワーカーマシンをデプロイすることができます。

例5.6 06_workers.json ARM テンプレート

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link:https://raw.githubusercontent.com/openshift/installer/release-4.14/upi/azurestack/06_workers.json[]
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