1.4. Hosted Control Plane のバージョン管理
OpenShift Container Platform のメジャー、マイナー、またはパッチバージョンのリリースごとに、Hosted Control Plane の 2 つのコンポーネントがリリースされます。
- HyperShift Operator
-
hcp
コマンドラインインターフェイス (CLI)
HyperShift Operator は、HostedCluster
API リソースによって表されるホストされたクラスターのライフサイクルを管理します。HyperShift Operator は、OpenShift Container Platform の各リリースでリリースされます。HyperShift Operator は、hypershift
namespace に supported-versions
config map を作成します。この config map には、サポートされているホステッドクラスターのバージョンが含まれています。
同じ管理クラスター上で異なるバージョンのコントロールプレーンをホストできます。
supported-versions
config map オブジェクトの例
apiVersion: v1 data: supported-versions: '{"versions":["4.14"]}' kind: ConfigMap metadata: labels: hypershift.openshift.io/supported-versions: "true" name: supported-versions namespace: hypershift
hcp
CLI を使用してホストされたクラスターを作成できます。
HostedCluster
や NodePool
などの hypershift.openshift.io
API リソースを使用して、大規模な OpenShift Container Platform クラスターを作成および管理できます。HostedCluster
リソースには、コントロールプレーンと共通データプレーンの設定が含まれます。HostedCluster
リソースを作成すると、ノードが接続されていない、完全に機能するコントロールプレーンが作成されます。NodePool
リソースは、HostedCluster
リソースにアタッチされたスケーラブルなワーカーノードのセットです。
API バージョンポリシーは、通常、Kubernetes API のバージョン管理 のポリシーと一致します。