8.6. RHOSP 上の Pod への IPv6 接続の追加


Pod で IPv6 接続を有効にしたら、Container Network Interface (CNI) 設定を使用して Pod に接続を追加します。

手順

  1. Cluster Network Operator (CNO) を編集するには、次のコマンドを入力します。

    $ oc edit networks.operator.openshift.io cluster
    Copy to Clipboard
  2. spec フィールドで CNI 設定を指定します。たとえば、次の設定では、MACVLAN で SLAAC アドレスモードを使用します。

    ...
    spec:
      additionalNetworks:
      - name: ipv6
        namespace: ipv6 
    1
    
        rawCNIConfig: '{ "cniVersion": "0.3.1", "name": "ipv6", "type": "macvlan", "master": "ens4"}' 
    2
    
        type: Raw
    Copy to Clipboard
    1
    必ず同じ namespace に Pod を作成してください。
    2
    より多くのネットワークが設定されている場合、または別のカーネルドライバーが使用されている場合、ネットワークアタッチメントの "master" フィールドのインターフェイスは "ens4" とは異なる場合があります。
    注記

    ステートフルアドレスモードを使用している場合は、CNI 設定に IP アドレス管理 (IPAM) を含めます。

    Multus は DHCPv6 をサポートしていません。

  3. 変更を保存し、テキストエディターを終了して、変更をコミットします。

検証

  • コマンドラインで、次のコマンドを入力します。

    $ oc get network-attachment-definitions -A
    Copy to Clipboard

    出力例

    NAMESPACE       NAME            AGE
    ipv6            ipv6            21h
    Copy to Clipboard

セカンダリー IPv6 接続を持つ Pod を作成できるようになりました。

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